【ビジネスマン必見】市場調査のやり方:情報収集を効率よく進める方法

この記事では、誰にでもできるレベルまでかみ砕いて、市場調査を効率的に進める方法を解説していきたいと思います。特にこの記事では、市場調査で活用すべきデータの4パターンを解説します。

ここでいう市場調査は、特定の産業や市場の動向(現状、課題、今後の見通しなど)、市場規模、市場区分、主要なプレーヤー(民間企業)、法規定の動向、市場の課題、市場の将来予測に関して調査を行うことを指します。

ビジネスマンであれば普段の仕事のなかで、就活生であれば業界研究という形で市場調査を行うなど、資料作成を行うことは多いのではないでしょうか。

この記事では、外食産業の市場調査をすることを事例として、具体的に解説していきたいと思います。

このような読者におすすめ
  • 市場調査や資料作成を行うビジネスマン
  • 効率的に情報収集する方法が分からず、モヤモヤしている人
  • 調査や資料作成の仕事があるが、どうしたらいいのかわからない人

市場調査を進める時に参照すべき4つの公表データ

市場調査を進める前に、いきなりGoogle検索で「○○(業界名) 市場動向」と検索してしまうことはお勧めしません。Google検索結果で表示されるのは大量の記事やデータであり、闇雲にクリックしたところで、自分が欲しい情報がなかなか見つからないことは陥りがちなパターンです。

たくさんの記事見て、情報は本当にこれで十分なのか、もっとリサーチを続けるべきなのか、モヤモヤの状態では情報をうまく整理することはできません。ブラウザのタブが5個以上に増えてきたら、特に要注意です。

まずは、市場調査を進めるにあたり、自分が欲しい情報を誰が持っていて、インターネット上に公表しているのかについて、立ち止まって考える必要があります。結論から言えば、参照すべきサイトは次の4つに分類することができます。この4つのカテゴリーを抑えれば、よほどニッチな市場でない限り、市場動向の全体感を理解することができます。

  • 政府
  • 業界団体
  • 民間企業・調査会社
  • メディア記事・報道記事

それでは、1つずつ解説していきたいと思います。具体的な事例として、ここでは外食産業の市場調査も進めてみましょう。

市場調査で活用できるデータ①:政府統計

日本政府の各省庁が公表している統計は信頼性が高く、詳細にデータを公開しているため、多いに活用の余地があります。「e-Stat」という「日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイト」があるので、分野別、組織別等、自分が調査に必要な情報を簡単に見つけることができます。

重要なポイントは自分が必要な情報はどの統計に該当するかを特定することです。

例えば、「飲食業の事業所数と従業者数」を調べたい場合、総務省統計局の「経済センサス」を見る必要があります。この調査から、飲食店数・従業者数の推移、業種別の増減の情報を取得することができます。

別の例として、飲食店の仕入れにおいて、原材料の動向をみたいのであれば、農林水産省が公表している「農林業センサス」、「漁業センサス」、「作物統計調査」、「牛乳乳製品統計調査」が参考になるでしょう。このほか、食品関係で添加物の使用に関する情報が欲しいのであれば厚生労働省、表示ラベルについて知りたいのであれば消費者庁と、管轄する省庁をまずはざっくりと把握することが必要でしょう。

しかし、政府統計はあくまで公のために統計であり、ビジネスに関する市場調査に最適化されているわけではありません。市場規模や市場の動向を直接的に理解したいのであれば、次に解説する業界団体が公表する統計を参照するのがお勧めです。

市場調査で活用できるデータ②:業界団体

業界団体は各業界の市場動向の統計やデータを公表していることが多いので、市場調査の時は大いに活用の余地があります。業界団体とは各業界の民間企業等で構成されている組織や団体を指します。○○協会、全日本○○連合会といった名称であることが多いです。

Google検索では、「業界名」+「協会」といったキーワードで検索すれば、大抵トップページに表示されます。例えば、外食産業であれば、「外食 協会」と検索すると、「一般社団法人日本フードサービス協会」が最上位に表示されます。クリックしてホームページを見ると、「データからみる外食産業」とありますので、ここから外食産業の市場動向や市場規模に関する統計データを収集することができます。

市場調査において、業界団体の情報の活用は真っ先に考えるべき選択肢の1つと言えます。

市場調査で活用できるデータ③:調査会社・民間企業

続いて、市場調査において参照すべき情報は、民間企業や調査会社が公表するレポートや統計です。これらの民間企業は市場調査を事業として有償でサービス提供する会社が殆どですが、市場調査の一部をオンラインで公表していることが多いです。

有名な調査会社だと、矢野経済研究所、富士キメラ総研等です。注目を集めている業界や流行りの業界に関する市場調査の結果が公表されています。例えば、最近で言えば、AI市場、デジタルマーケティング市場、ヘルスケア市場、サブスクリプション市場など、今注目されている業界です。

これらの見つけ方ですが、やはり「業界名」+「市場動向 or 市場調査」と検索することで大抵は見つけることができます。

市場調査で活用できるデータ④:報道記事・メディア

最後に、報道機関やメディアの記事も有用なデータになります。報道記事の情報はある程度、裏付けもあるので概ね信頼できる情報と考えられます。但し、記事の情報は断片的であることが多いので、複数の記事を参照して、自分でまとめる作業が生じることも多いでしょう。しかし、整理された情報は断片的な情報よりも価値がある情報になります。

結論:価値が高い市場調査レポートを作成するためにやるべきこと

市場調査で活用できるデータの4つをこの記事では解説しましたが、次のステップとして、これらの情報を整理してまとめなくてはなりません。この作業は非常に時間がかかり、市場調査や資料作成に慣れていない人にとっては時間がより時間がかかってしまうでしょう。料理で例えれば、材料は揃ったが調理の仕方が分からないという状況に似ています。

このホームページでは引き続き、市場調査や資料作成について解説する記事を投稿していきますので、


市場調査と資料作成を外注しよう

コストと時間がかかる市場調査・資料作成・事業計画は現役の経営コンサルタントに外注することができます。